ビタミン AEDF とパルミチン酸「生命の木」が
肌をしっかり保護し、再生を促す。
アフリカの乾燥地帯に自生する巨大な樹木に実る、果実の種子から抽出された美容オイルです。フランスの小説「星の王子様」に登場する木としても有名です。
バオバブは「生活の木」とも呼ばれ、伝統的に幅広い用途があり、食物、繊維、そして伝統治療薬として、果実、幹、葉、種など樹木全体が役立ちます。種子油は古代よりヘアケアや皮膚保護に使われてきました。
基本情報
- INCI 名:
- ADANSONIA DIGITATA SEED OIL
- 全成分表示名称:
- バオバブ種子油
- 原産地:
- 南アフリカ
- ヨウ素価:
- 70-100
- 抽出方法:
- コールドプレス(低温圧搾)
- 入り目:
- 5Kg, 23Kg, 190Kg
- 比重:
- 0.89 - 0.95 (g/ ㎤ )
特徴・効能
ビタミン A・D ・E ・F を含み、皮膚の保湿、再生の効果が期待できます。
保湿力が高いオレイン酸と皮脂細胞膜を作り皮膚を保護するパルミチン酸が主な脂肪酸組成で、比較的しっかりとした重厚な使用感です。
オメガ 6、3、9 がバランス良く含まれており皮膚の再生効果が期待できます。
証拠データ① 天然ビタミンの含有量
ビタミン A、D、E、’F’ など、いくつかのビタミンが含まれている(Nkafamiya et al.、2007)。ビタミン A と ‘F’ は多価不飽和脂肪酸で、これらの酸は細胞膜の若返りと再生に直接作用する。
ビタミン E は優れた抗酸化物質で、アンチエイジング効果が期待できる。
出典:African seed oils of commercial importance ̶ Cosmetic applications I. Vermaak , G.P.P. Kamatou,
B. Komane-Mofokeng, A.M. Viljoen , K. Beckett, Department of Pharmaceutical Sciences,
Faculty of Science, Tshwane University of Technology, PhytoTrade Africa
証拠データ② 肌の保護、再生
パルミチン酸(24%)とオレイン酸(36%)リノール酸(34%)が主な脂肪酸として含まれている。
パルミチン酸は、パルミチン酸レチノールという誘導体を生み出す。このパルミチン酸誘導体には、皮膚の繊維芽細胞を活性化させ、コラーゲン やヒアルロン酸を合成し、肌の再生を促す働きがある。
オレイン酸には、肌の潤いを保ち、皮膚を柔らかくする効果が期待できる。
出典:African seed oils of commercial importance ̶ Cosmetic applications I. Vermaak ,
G.P.P. Kamatou, B. Komane-Mofokeng, A.M. Viljoen , K. Beckett, Department of Pharmaceutical Sciences,
Faculty of Science, Tshwane University of Technology, PhytoTrade Africa, Techinical Data Sheet,
Botanica Natural Product Ltd.
トレーサビリティ~生産者について~
当社の提携工場は、南アフリカの北東部の農村に 10 ヘクタールの広大な自社農園を持ち、オーガニック農法により原料を栽培しています。バオバブ樹木は、アフリカの乾燥地帯に自生します。アフリカでも特に貧しい乾燥地域で、バオバブ産業は貧困削減への大きな可能性を秘めています。
工場は雇用の少ない農
村部で約 300 人を雇い、地域の経済活性を牽引し、更に隣接する土地に自然保護区や自然研究所を設けて、生物多様性の取り組みやアフリカ原産種の保護を促進しています。
製品用途
■フェイスオイル
■アウトバストリートメント
■ボディクリーム・オイル
■美容液
■マスカラ
■リップケア
■リップクリーム
■リキッドファンデーション など