ゼラニウムは南アフリカに起源し、ヨーロッパに広がったと信じられている。18世紀に南アフリカに再び戻り、レユニオン島に持ち込まれた。ゼラニウム・ブルボンは、ブルボンの島として知られた旧称レユニオン島で産出される、希少価値の高いゼラニウムである。本製品の生産農家では1996年に旧称レユニオン島から運ばれたブルボン種の原種を保存し、 2015年からザンビアで栽培している。
アフリカの民間伝承の治療では原種のゼラニウムは止血剤、抗真菌、抗炎症、消毒薬として重宝される。葉から作ったペーストを、傷や腫れ物に塗ったり、止血に使用する。根や葉を煮出して、解熱や生理トラブルや発疹など内科系や皮膚系の民間療法にも活用される。