キゲリア・アフリカナはアフリカ全土に分布する大木で、最大で長さ 60cm、重さ 7kg の灰色がかった茶褐色のソーセージ型の果実を実らせます。
その果実は、アフリカ各地で伝統的に胸の引き締め、媚薬作用や、湿疹、腫れ物など、皮膚疾患の治療に使われてきました。
ハリと弾力のある肌に。
抗炎症成分で健やかな肌に。
基本情報
- INCI 名:
- Kigelia Africana Fruit Extract (&) 1,3-Propanediol (&) Water
- 全成分表示名称:
- キゲリアアフリカナ果実エキス、 プロパンジオール、水
- 原産地:
- 南アフリカ
- 抽出方法:
- 溶剤抽出
- pH 値:
- 4.5 ~ 6.5
- 入り目:
- 1Kg, 5Kg, 20Kg
- 比重:
- 1.0 ~ 1.2 (gml)
- 推奨配合割合:
- 2~5%
特徴・効能
果実にはキゲリアアフリカナの特徴的な有効成分であるバーミノシド、フラボノイド、テルペン、ナフトキノン、フェニルエタノイドが含まれ、どの成分も、抗菌、抗潰瘍、抗酸化の機能があります。
キガファーム果実エキスの主成分である、バーミノシド(Verminosido)は天然のイリドイドの 1 種で、抗酸化作用と抗炎症作用があります
検証: 肌の弾力とハリ:28 日間における肌のハリと弾力
実施期間 28 日間
年齢 36 ~ 64 歳(平均 48.7 歳)
被験者 白人女性 20 名(1 日 2 回塗布)
被験者の腕の内側にキガファーム果実エキスを塗布し、肌のハリや弾力の変化を検証。
14 日間の使用で、肌のハリが 8.0%、弾力が 6.4% 改善、28 日の使用で、肌のハリが13.1%、弾力が 9.8% 改善し、ハリと弾力の両方において統計的優位性が確認された。
出典:Efficacy Test Conducted With “Kigafirm” , Derma Consult Concept GmbH 2017, Germany
証拠データ:抗炎症作用:炎症に関わる酵素の育成阻害
本エキスの主成分であるバーミノシド(イリドイドの 1 種)は、バーバスコシドなど一連のポリフェノールを含有する。In vitro 検証では、バーミノシドは LPS 誘導
J774.A1 マクロファージ細胞株において iNOS 発現と NO 放出の両方を抑制し、顕著な抗炎症作用を示すと実証されている。
バーミノシドは、非常に低い配合率でも、炎症に関わる酵素の育成を最大 83% 抑制すると確認された。
出典:Anti-infammatory activity of verminoside from Kigelia africana and evelution of cutaneous irritation
in cell cultures and reconstituted human epidermis, Patrizia Picerno et al. J Nat Prod. 2005. Nov
トレーサビリティ~生産者について~
当社の提携工場では、南アフリカのクワズールナタール州のダケニ村の女性組合を通して、薬用植物の栽培プロジェクトを運営しています。組合は本品製造会社の株式
32% を保有しており、企業利益の一部は村のために還元されています。
奥地に位置するダケニ村では、薬用植物の栽培は貴重な収入源です。広大な自然の中で無農薬での野生種を栽培し、生産までを一貫して同一地域で行うことにこだわり、高いトレーサビリティを実現しています。
製品用途
■バストアップ ■美容液
■ヒップケア ■アイケア・アイクリーム
■ネックケア ■ボディマッサージ
■デコルテケア ■リキッドクレンジング など