
甘くフルーティーな青い精油、
ケープ地方だけの「第四のカモミール」
南ア・ケープ山岳地に自生するカモミールで、「アフリカン・カモミール」とも呼ばれます。8 月~9 月に咲く白い花を蒸留すると、カマズレン含有の青色の精油が現れます。薬草として現地の伝統治療でも重宝され、腹痛・頭痛・高血圧関連のデトックスや、皮膚・呼吸器の疾患緩和などに使われてきました。また、ストレス・うつ状態・不安などを和らげ、精神をリラックスした状態に導く効能があるとも言われています。
基本情報
- INCI 名:
- Eriocephalus Punctulatus Oil
- 全成分表示名称:
- エリオセファルスプンクツラツス油
- 原産地:
- 南アフリカ
- 入り目:
- 0.1Kg, 1Kg
- 抽出方法:
- 水蒸気蒸留法
- 抽出部位:
- 花、葉、茎
- 香り:
- ハーブ調の甘くフルーティーな香り
特徴・効能
天然エステルが成分の50%以上を占める、華やかで香り高い精油です。
特にイソ酪酸エステルの含有が多く、香りは果実や花蜜のように甘く柔らかで、香りはローマンカモミールを思わせる青りんご調です。色はジャーマンカモミールのようにカマズレンを含む青色です。カモミール系精油の魅力を併せ持ちながらも、新しい個性を備えた南アフリカ固有種で、アロマセラピー分野では鎮静・抗炎症・リラックスの作用があるとされています。
証拠データ① エステル類の含有
ケープカモミール精油は、エステル成分を豊富に含む。全体のうちアンゲリカ酸エステルが約10%、イソ酪酸エステルが約45%を占める。また、その植物抽出液には抗炎症作用および抗酸化作用が確認されている。(出典)
アンゲリカ酸エステルはローマンカモミール精油にも含まれ、爽やかな青リンゴを思わせる香りや鎮静作用があるとされる。イソ酪酸エステルは甘く丸みのあるフルーティーな香りを持つとされる。
出典:Maroyi, A. (2019)「 A review of medicinal uses, phytochemistry and biological activities ofEriocephalus punctulatus」『Journal of Pharmaceutical Sciences and Research』, 11(10), 3519‒3525.

検証② 抗菌・抗カビ効果
ケープカモミール抽出液は、少量でも細菌やカビの増殖を抑える作用を持つ。ディスク拡散法などによる抗菌・抗真菌試験ではMIC 0.31 ~ 1.25 mg/mL で抑制効果が確認された。特に黄色ブドウ球菌、枯草菌、カンジダ菌は最も低い濃度(MIC 0.31 mg/mL)で抑制が確認された。ケープカモミールの成分は、グラム陽性の細菌や酵母型のカビに対して強く作用することが実証確認されている。
出典1:Njenga, E.W., Vuuren, S.F., Viljoen, A.M.(2005)Antimicrobial activity of Eriocephalus punctulatusessential oil against selected bacteria.South African Journal of Botany, 71, 81‒87.
出典2:Samie, A., Nefefe, T., Gundidza, M., Mmbengwa, V., Magwa, M., Mtshali, M.S.(2012)Antimicrobial activity of essential oils extracted from medicinal plants against selected bacterial strains.African Journal of Pharmacy and Pharmacology, 6(43), 3086‒3095.

トレーサビリティ~生産者について~
スキメルバーグ・ファインボス・オイルズ社は、南アフリカのケープ地方のユネスコ世界遺産の「ケープ植物区系」内に位置する自社農園で原産植物を栽培しています。自社設備で蒸留・品質試験を一貫して行い、地域原産のハーブに特化した高品質な精油作りを展開しています。ほ場の90% 以上を自然保全に充て、自然と地元コミュニティとの調和を重視した持続可能な農業を実践しています。

製品用途
●美容液
●セラム
●化粧水
●クレンジングオイル
●マスクスプレー
●香水 など