イモーテル(オドラティシム)

ハッカを思わせる薬草的な香りが特徴で、
抗炎症作用や肌の再生を助ける効果が確認されている。

ムギワラギク属のアフリカ固有種の多年草。互生する深緑色の葉は、白銀色の綿毛に包まれており、初夏に花を咲かせる。南アフリカを始めとする南部アフリカに幅広く生息するが、地域によって植物成分は異なる。標高2440mの山地斜面、小川や森林の端に自生する。本製品の原料は南部フリーステート州の高地にある農園で有機栽培された種から抽出したものである。

その免疫作用や抗炎症作用から、アフリカの伝統自然療法に使用される。せき、喘息、風邪の治療薬として、葉を煮出した蒸気に患部を当てるという治療法が常用されている。

▶︎基本データ

INCI名
Helichrysum Odoratisimum Oil
化粧品表示名称
ヘリクレサムオドラティシマム油
生産国
南アフリカ
抽出方法
水蒸気蒸留法
使用部位
葉、花、茎
香り
スパイシーでややウッディーなハーブのような香り。はっかを思わせる薬草的な香り。

▶植物分類

種名
Helichrysum Odoratisimum / ヘリクリサムオドラティシマム
通称
Imphepho, Kooigoed
キク科
ムギワラギク属
主な成分
alpha – pinene
cineole
beta - caryophyllene

▶特徴・効能

抗炎症作用
本精油に豊富に含まれるセスキテルペンには皮膚組織の緊張を軽減する作用があり、炎症や関節炎の改善効果が期待できる。

皮膚再生作用
火傷や日焼けによりダメージを受けた皮膚の再生に効果的である。本精油には、di-kotoneという皮膚組織の再生に必要な信号を刺激する成分が含まれている。di-kotoneは精油に含有される成分としては珍しく、ヘリクリサムオドラティシマム精油は同成分の含有量が最も高い精油の1つである。

リラックス作用
頭や肺に関わる神経を落ち着ける働きのある成分を含むため、 偏頭痛や息苦しさの改善効果が期待できる。

注意事項:妊婦、12歳以下の子供には使用しないこと。キク科特有のアレルギー反応があり得るので注意すること。